この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
私が住んでいる地域は
年に1回か2回雪が降るかどうかの地域です。
雪が降るタイミングを読める時は良いですが
時には突然雪が降り出して
そのまま積もってしまうなんてことも。
積雪や凍結した路面で車を運転する際、
ノーマルタイヤであれば
タイヤチェーンの取り付けは必要不可欠です。
しかし、その取り付け作業は手間がかかり、
汚れることも少なくありません。
ましてや、年数回降るかどうかの雪のために
チェーンやスタッドレスはもったいない!
でも、万が一の時には備えておきたい。
そんな時に便利なのが、
布製チェーン「オートソック」です。
この記事でわかること
- オートソックは雪道で使えるの?
- オートソックを選ぶべき人
- オートソックの評判
今回は、商品提供により記事を作成しております。
もくじ
オートソックとは
オートソックは、AutoSock社から販売されている
従来の金属製のタイヤチェーンとは一線を画す革新的な製品です。
柔らかい布製でできており、
タイヤにかぶせるだけで簡単に取り付けられます。
金属製のチェーンと比べると、
取り付け作業が格段に簡単で、
汚れる心配もありません。
また、オートソックは車の操縦性や乗り心地にも影響を与えません。
路面をしっかりとグリップし、
スムーズな走行をサポートしてくれます。
さらに、折りたたみ可能なのでコンパクトに収納でき、
必要な時にすぐに使えるのも嬉しいポイントです。
オートソックは、
スキー場や冬の観光地、
山間部などでのドライブに最適なアイテムです。
万が一のスリップや滑りを防ぎ、
安全運転をサポートしてくれます。
AutoSockはどこの会社?
オートソックを開発した会社は
北欧のノルウェーに本社があります。
オートソック社として1998年に設立され
2000年にオートソックを販売開始。
現在はオートソック・オペレーションズ社として
事業を行っています。
20年以上前から
布製チェーンは存在していたとは
驚きです。
ちなみに製品自体は
現在インドで製造されているようです。
布製チェーンって大丈夫?
チェーンと聞くと
金属チェーンやゴムチェーンを
見慣れてきているので
布製は問題なく使用できるのか?
と、疑問を持ってしまいますよね
チェーン規制時でも使用可能
チェーン規制がかかると
スタッドレスタイヤあっても
通行不可になります。
これは、スタッドレスタイヤであっても
スタックをして立ち往生してしまう恐れがあるためです。
オートソックはそのような規制の状況でも使用可能です。
国土交通省の公式サイト内のQ&Aでは
市販のチェーンであれば問題ない旨が記載されています。
- チェーン規制のチェーンはどんなチェーンでも良いの?
- チェーン規制中に通ることのできるタイヤチェーンは、
自動車用品店などで販売されているものであれば問題ありません。
ただし、スプレーのように薬剤を吹き付けるタイプのものでは
チェーン規制中に通ることはできません。
現在オートソックは
オートバックスやジェームスなどの
自動車用品店などで販売されています。
したがって、チェーン規制時での使用は
なんら問題ないと言えます。
JAFの実験でも証明されている
こちらはJAFの公式YOUTUBEでの
実験動画になります。
結論から申し上げると
ノーマルタイヤにオートソックを装着した状態は
オールシーズンタイヤよりも
短い制動距離で止まることができていました。
この実験結果は私が予想していた以上の結果でした。
圧雪路での結果
スタッドレスタイヤが最も高い制動力となっています。
この結果には納得ですが
ノーマルタイヤと
ノーマルタイヤにチェーンを装着したものを
比較すると
たった1mしか制動距離が変わらないのは驚きです。
一方ノーマルタイヤに
オートソックを装着した車両は
オールシーズンタイヤの車両よりも
短い距離で停止することができており
圧雪路でのオートソックの有用性が確認できます。
氷盤路での結果
アイスバーンを模擬した実験かと思われます。
ブラックアイスバーンなど
見た目ではわからないアイスバーンもあるため
氷盤路での実験結果も要確認!
氷盤路では、圧雪路では
ほとんどノーマルタイヤと性能が変わらなかった
チェーン装着車両が最も短い制動距離で止まれたようです。
やはり物理的に氷を引っ掻くことができる
チェーンが強いのでしょうか。
続いてスタッドレスタイヤ。
そして、ここでもオールシーズンタイヤに
勝利しているオートソック。
オートソックの特徴
オートソックは金属チェーンや
非金属チェーンと異なる特徴があります。
- 取り付け、取り外しが簡単
- 軽量、コンパクトで持ち運びやすい
- 走行時に不快な振動がない
- 長期保管が容易にできる
取り付け、取り外しが簡単
後程詳細については記載しますが
布製チェーンは初めてで
こんなんでええんか・・・?
と不安になるくらい簡単に装着できました。
金属チェーンなどにあるロックの作業などもなく
ただ被せるだけのお手軽仕様。
装着にかかった時間も
多めに見積もっても5分強といったところでした。
軽量コンパクトで持ち運びやすい
届いて最初の感想が
思っていたよりも軽い!
チェーンといえば
重たいしでかいしで
邪魔なイメージしかありませんでしたが
チェーンの常識がひっくり返りますね。
実際測ってみると
1kgほど。
また、商品の袋のサイズは
35x31x8 cm (縦 x 横 x 幅)のサイズ感。
これなら手軽に持ち運びできますし
どこにでも置いておくことができます。
小さくて軽いので常時車の中に入れていても気になりません。
実際私はプリウスのトランクに積みっぱなしにしています。
少なくとも冬季の間は
常に積んでいたとしても
邪魔になることはないでしょう。
走行時に不快な振動がない
タイヤチェーンは走行時
ゴツゴツした走行時の振動が
発生しますよね。
金属チェーンで舗装路を走ろうものなら
ジャラジャラと音もしてしまいます。
スノーソックは
「布製」なので
装着して舗装路を走っても
音もしなければ振動もありません。
装着していることを忘れてしまうほど
快適な商品です。
長期保管が容易
金属チェーンや非金属チェーンのみならず
スタッドレスタイヤにしても
冬用の装備は保管する際に場所をとりますよね
スノーソックは片手で持てるほど
軽量でコンパクトなので
保管場所を選びません。
また、金属のパーツが何一つないため
長期保存による錆や劣化も極めて少ないため
気を使わないのも良い点ですね
オートソック使用者の声
ここでは
実際に使用している人の声の
一部を集めてみました。
Amazon
評価の高いコメント
- 装着が簡単
- スタックしても装着して
抜け出すことができた。 - 非常用にちょうど良い
- 思った以上に使える
- 関東の大雪で大活躍
評価の低いコメント
- 軽度の坂道でスタックした。
- 外れてなくなった
- 濡れると取り外しが困難
- 普通に滑る
おそらく雪質や
環境によって性能がまちまちなのか
評価も色々とありました。
個人的に気になったのは
濡れると取り外しにくくなるというレビュー。
たしかに、すべりが悪くなったり
雪がついてしまったりと
取り外しが難しくなるように感じました。
実際雪道で使用する機会があれば
検証したいと思います。
楽天
評価の高いコメント
- 軽くてコスパ高い
- 4輪に装着するとより良いです
- 装着が簡単でした。
- チェーン取り付けは自信がないが
これならできました。 - 突然の雪で役に立ちました。
評価の低いコメント
- スタックして立ち往生
- スキー場へ行くのに使用したが
2回で使えなくなった - シャーベット状の雪の場合
まとわりついて役に立たない
評価の低いコメントは少なめでしたが
スタックして立ち往生とのコメントもあったので
過信は禁物なようにも感じました。
全体の評価に対して
ごく一部なので悪条件が重なると
オートソックではダメな状況もありそうです。
X(旧Twitter)
後程記載しますが
実際装着してみましたが
本当に簡単でした。
やはり雪道へ行く際は
スタッドレスを基本として
オートソックは非常手段として
持っておくのが理想でしょうね。
この方はノーマル+オートソック?
かと思われますが
スタッドレスよりも良い性能だったみたいです。
やはり雪質によって
評価が大きく変わるような印象です。
商品詳細
商品の詳細について確認していきましょう!
ここからは
実際に私が商品を手にした感想などを
記載していきます。
サイズ
「645」
私が所有しているプリウスに
適合するサイズを今回選択。
てっちんホイールに交換しているので
通常のプリウスのタイヤサイズとは違いますが
現状のタイヤサイズは
205/55R16
サイズ選択時はご自身で一度ご確認の上
商品ご購入ください。
サイズは公式ホームページで確認することも可能です。
内容物
- 布製タイヤチェーン
- 取扱説明書
- ビニール手袋
商品は至ってシンプルです。
小さいオレンジ色の四角いものは
ビニール手袋です。
オートソックの本体の紐のところに
挟まっているので
取り出す時に注意しましょう。
本体表側
オレンジのベルトがはっきりと見える側が
車両外側にきます。
これだけ置いてあったら
なにかわからない佇まい。笑
オレンジのベルト部に
オートソックの印あり。
正規品はこのようになっているので
偽物には注意しましょう。
オレンジのベルトの方は太く
グレーのベルトは細くなっています。
後述しますが、オレンジのベルトは
引っ張っても問題ない強度になっています。
オレンジ部の縫い目はしっかりとしています。
ちょっとやそっとでは
切れてしまわないようになっています。
一方細い方もしっかりと縫製されていますが
細い分心許ない印象ですね。
中心部は不思議なパーツが
ついていました。
普通に縫い合わせるのではなく
ゴムのような部品が中央にあります。
この部品がひょっとすると
ラフに装着しても中心があってくれる秘密かもしれません・・
本体裏面
続いて裏面へ。
当然ながらタイヤに被せるので
口が開いている方が内側になります。
表面と違い至ってシンプルです。
こちらは、地面と接する面になります。
表面は少しざらざらした感触。
雪にたしかにグリップするような印象はありますね。
そしてこちらは
シルバーの布の裏側
この黒い部分の布が出てくると
オートソックの使用期限切れとのことです。
ところで耐久性とか
何キロ走れるのかね?
舗装路で120km走行可能
社内および第三者機関を通じて
よくある質問(FAQ)|AutoSock
定期的に耐久性テストを行い、
乾燥した路面では120km、
雪に覆われたテストトラックでは
数百kmにわたる耐久性が実証されています。
雪がない状態の道では
120km走行可能とのことです。
雪道であれば数百kmでも使用ができるとのことで
十分な耐久性があることがわかります。
私のような普段は雪が降らない環境であれば
数年使用することが可能かと思いました。
路面に雪がなくなったら早めに取り外すことで
寿命を長くすることができます。
装着してみた
では早速私の通勤用愛車へ
装着していこうと思います。
プリウスはFF車になるので
前輪へ装着するぞー!
ちなみに車両によって
取り付ける車輪が異なります。
FF車は前輪
FR車は後輪
駆動輪へ取り付けるのが基本です。
実際取り付ける際は
車両の取扱説明書を確認しましょう。
説明書を要チェック
車輪に取り付けるものですので
しっかりと注意書きは確認しておきましょう。
また、取り付け方法についても
記載があるので目を通しておくのが吉です。
とはいえ
取り付けはただ被せるだけですがね笑
上からかぶせる
実際の雪道であれば
タイヤに雪がついていたりするので
可能な限り落としましょう。
今回は洗車後に乾いたところで実施。
本体を梱包している袋が
作業時に役立ちます。
実際の雪道でも膝をついて作業することになると思いますが
そのまま敷物にできるのはありがたい。
このように敷いてから思いましたが
裏側を地面につけた方が
袋をしまう際に汚れている側が
内側になりますね。
ガボッと被せます。
この時腕を奥まで入れる必要があるので
汚れることを覚悟せねばなりません。
付属のビニール手袋は
腕まで覆ってくれるタイプなので
付属の手袋を使用することで
服の汚れを気にさずに作業が可能かと思います。
下側は当然ながら
全くと言って良いほどタイヤに被ってない状態です。
手を離しても外れてくることがないので
この状態で問題なさそうです。
半回転させる
半回転させて
残りの被ってない部分を被せます。
被ってないところを被せて完了。
中心が全然合ってませんが
これで問題ないようです。
正直本当に大丈夫か?!
と思いました笑
数十メートル走行する
近所をくるっと走行後の
オートソックの状態。
見事に中心へピタッと合っています。
これはすごい!
これで装着完了です。
嘘みたいにめっちゃ簡単!
取り外しはもっと簡単!
取り付けが簡単ということは
取り外しも簡単です。
オレンジの紐を引っ張るだけ!
装着するときよりも簡単でした。
ただ引っ張ると少し不安な感じもありました。
ちぎれてしまいそうというか。
取扱説明書上はひっぱってくださいとあったので
引っ張りましたが、かぶさっている奥のゴムを
少しはずしてあげてからひっぱり外しました。
ここまで来れば
もう外れたようなものです。
取り付けの反対の工程ってだけなので
非常に簡単です。
製品が濡れていると外しにくいとの
口コミがあったので
取り外し時に苦戦する可能性があります。
オートソックのメリット・デメリット
さてここまでで
オートソックについて色々とみてきましたが
私が考えるオートソックの
メリット・デメリットについて紹介します。
オートソックのメリット
- 軽くてコンパクト!
- 価格が安い
- 脱着が簡単!
- 走行時不快な振動がない。
商品の特徴や実際装着してみた感想と
ほとんど一緒かと思いますが
軽くて脱着が簡単で乗り心地が良い
といったところが個人的によかったと思います。
オートソックのデメリット
- 乾燥路で使用するとダメージ大
- シャーベット雪には弱いことも
- 濡れると取り外しづらい
- 走行時以外は取り外しが必要
布製というのもあり
アスファルトに対しては非常に弱いです。
また、使用環境によっては
本来の性能が発揮されず止まれないこともあるようです。
私が最も煩わしいと感じたのが
走行時以外は取り外しが必要という点。
少しの時間であればつけたままでも
良いのでしょうけれど
どこかへ立ち寄ったりすれば
取り外す必要がでてきます。
外さなかった場合接地面が凍結して
本来の性能が発揮されなかったり
破損する恐れがあります。
とはいえ、誰でも簡単に取り付けができて
緊急時の備えとしては非常に有効かと思います。
普段から雪が降るような環境下であれば
オートソックではなくスタッドレスタイヤを装着するのが
無難でしょう。
オートソックはこんな人におすすめ!
通常の雪道でしっかりと止まることが
JAFの実験でも証明されているので
雪道での性能はお墨付きと言ってもいいかと思います。
ただ実際の使用時は、停車時は取り外しが必要ですし
使い勝手はスタッドレスタイヤやチェーンと同じとは
いかないのが実情かと思います。
これらのことを踏まえると
私は以下の人へおすすめします。
- 稀に降る雪に備えたい人
- スタッドレスタイヤが古くて心配な人
- 通常のチェーンの装着にうんざりしている人
どのサイズを選べば良いか?
所有している車のタイヤの側面に
タイヤサイズは記載されています。
グレードによってサイズが異なることもあるので
購入の際は車両のタイヤを確認しましょう!
適合サイズについては
公式サイトをご確認ください。
参考までに今回提供していただいた商品の
適合サイズについて以下に示します。
645 | |
リム系 | 適合サイズ |
R14 | [175/80-R14] [185/80-R14][185-R14] [195/75-R14][195/70-R14] [205/70-R14][205/65-R14] |
R15 | [175/75-R15] [185/70-R15] [195/70-R15][195/65-R15] [205/65-R15][205/60-R15] [215/60-R15] |
R16 | [195/65-R16][195/60-R16] [205/60-R16][205/55-R16] [215/55-R16][215/50-R16] [225/50-R16] |
R17 | [205/55-R17][205/50-R17][205/45-R17] [215/50-R17][215/45-R17] [225/45-R17] [235/45-R17][235/40-R17] [245/40-R17] |
R18 | [215/45-R18][215/40-R18] [225/35-R18] [225/40-R18] [235/35-R18][235/40-R18] [245/35-R18] |
R19 | [225/35-R19] [245/30-R19] |
まとめ
これまで私が使用したことのあるチェーンの中では
最も簡単に装着できるものでした。
いままでの常識がひっくり返るくらい
衝撃を受けたのは否めません。
いままで雪が降るかどうかを
心配する日もありましたが
オートソックがあることで
心配がなくなったのも事実です。
冬のドライブには欠かせないアイテムとして、
是非検討してみてはいかがでしょうか!
オートソック、次の冬のドライブであなたの安全を守る
頼もしいパートナーになること間違いありません。
とはいえ、過信も禁物。
万が一の備えとして使用して
雪道へ行くことがわかっていれば
スタッドレスタイヤを利用するなど
シーンに合わせて柔軟に対応したいと思いました。