この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
先日納車されたランドクルーザー300へ
DIYでドライブレコーダーを
取り付けしました!
最近納車が進んできて
情報が色々と出始めていますが
まだまだ少ないかと思いますので
自分でドライブレコーダーの
取り付けを考えている方の参考になればと思います。
できるだけ詳しく書いていこうと思いますので
是非見ていってください!
この記事でわかること
- ランドクルーザー300の内装パネルの外し方
- 内装パネルを外す際のポイント
- ヒューズ電源の位置
リアのドライブレコーダーの取り付け方も
追って記事にします!
まずは、フロントから!
もくじ
VANTRUE N5
![vantrue N5 カメラ](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4675-1024x768.jpeg)
VANTRUE N5
プラドに乗っていた時に
同メーカーのN2Sという商品を
使用しており結構良かったので
今年発売された新モデルを購入しました。
![VANTRUE N5 撮影範囲](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/28ce83353fa92f69e5f0e5828bb10826-1024x598.jpg)
N2Sでは前のカメラで
前後を撮影することができましたが
N5はそのカメラにプラスして
後ろ側にカメラを設置。
さらに、後ろ側のカメラも
前後撮影できるという優れもの。
360度カメラと違い
画質が落ちることがなく
ナンバーの認識精度も高い点が
購入の決め手となりました。
使用してみた感想や
使い勝手のレビューは
また別途したいと思っています。
VANTRUE N2Sのレビュー記事は
下記を参照ください。
VANTRUE N2S 購入レビュー 前後カメラ一体ドライブレコーダー
ドライブレコーダー取り付けの流れ
![ランドクルーザー300 VX 前 フロント](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/2444C59B-9C7E-4537-B458-5A4803B5F262-1024x768.jpeg)
今回ドライブレコーダーを取り付ける車種は
ランドクルーザー300のVXという
グレードの車両になります。
最上級グレードのZXやGR-Sとは
一部異なる部分もあるかと思いますので
その点はご留意願います。
ドライブレコーダーの取り付けの流れとして
以下の通りになります。
- 内装パネルを外す
- 配線を通す
- ヒューズボックスから電源取得
- ドライブレコーダーのカメラ位置調整
- 内装パネルを戻す
やること自体は
そんなに難しいわけではありませんが
ヒューズボックスから電源を取るので
多少電気的な知識が必要になります。
ヒューズからの電源の取り方は
エーモンの下記サイトを確認いただくと
わかり易く記載されていますので
参考にしてみてください。
必要な工具
- M6六角レンチ
- 検電テスター
- 配線通し
- 内装トリム外し
- パワーグラブ
六角レンチ
![TONE 六角レンチセット](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_2458-1024x768.jpeg)
工具セットをホームセンターなどで
購入すると必要な工具は揃います!
私が現在愛用しているのは
TONEの工具セットです。
トリム外し
![内装パネル外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_2094-1024x768.jpeg)
内装トリム外しは
Amazonなので安く販売されているのを
買ってもいいですし、
エーモンから専用のセットも
販売されているので
そちらを購入してもいいと思います。
私は、Amazonで格安で購入しました。
検電テスター
![フジックス 検電テスター](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4225-1024x768.jpeg)
10年くらい愛用してます
一度買えばよっぽど使い続けれます笑
通電すると音が鳴るタイプの
テスターもありますが
そっちの方が便利です。
配線通し
![配線通し代用 釣具](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4224-1024x768.jpeg)
私は持ってなかったので
釣り道具を代用しました。
細いところを通して
配線を釣り上げる必要があるので
代用できるものがあれば
なにかで代用して問題ないです。
パワーグラブ
![パワーグラブ](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_2096-1024x768.jpeg)
素手でも作業はやれますが
指先が痛くなりますし
板金剥き出しのところに手が当たると
手が切れることもあるので
このような手袋があると安心です。
内装取り外し手順
可能な限りわかりやすく書いていこうと思いますが
わかりにくい箇所もあるかと思います。
取り外す方向さえ合っていれば
基本的には外れるはずですが
あまり無理な力は入れないように注意してください。
また、周辺のパーツへの傷つき防止のために
都度パーツごとの合わせ部は
マスキングテープで養生をすることを推奨します。
部品の破損やその他車両の損害については
当ブログでは保障致しかねますので
ご理解の上ご覧ください。
全体像確認
![ランクル300 ドラレコ配線内装パネル取り外し概要](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/b52c7cd9145cfa684d8b40584fdff726-1024x768.jpeg)
取り外す内装パネルは
全部で5つ。
- 1.Aピラーガーニッシュ
- 2.スカッフプレート
- 3.カウルサイドトリムボード
- 4.インパネサイドパネル
- 5.スイッチケースパネル
施工内容によって
さらに外す必要があります。
ヒューズボックスから電源を取って
ドラレコを配線するだけであれば
5つのパネルが外れれば
問題なく作業が可能です。
Aピラーガーニッシュ取り外し
![ランドクルーザー300 Aピラーガーニッシュ取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/03296932-69BC-4BBB-9359-38AC390835F5-1024x768.jpeg)
初めにアシストグリップの取り付け部の
蓋をはずします。
Aピラーガーニッシュは基本的に
ここのボルトで固定されています。
![ランドクルーザー300 Aピラーガーニッシュ取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4914-1024x768.jpeg)
マスキングテープで養生をしておいた方が安全です。
画像のようにトリム外しを押し込んでいくと
蓋が浮きます。
![ランドクルーザー300 Aピラーガーニッシュ取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4915-1024x768.jpeg)
クリップの裏側はこんな感じになっています。
無茶をしなければ傷が入ることはないはずです。
![ランドクルーザー300 Aピラーガーニッシュ取り外し ボルト取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/08E3DC25-2D55-4BC9-A66D-365DF8B29069-1024x768.jpeg)
蓋が取れたらボルト締結されている
M6のボルト2箇所を外していきます。
ボルトの取り外しは
ラチェットのエクステンションバーがあると
作業しやすくなります。
![ランドクルーザー300 Aピラーガーニッシュ取り外し アシストグリップ取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/2A01681D-EB0D-4290-A2ED-79D9D99D9F5E-1024x768.jpeg)
アシストグリップは取り付け穴方向へ引くと
取り外せます。
取り外さなくてもいいですが
作業中にぽろりと落ちることもあるので
取り外しておいた方が無難です。
![ランドクルーザー300 Aピラーガーニッシュ取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/D56CF04C-CE30-4AA9-9969-C181EC53E3BE-1024x768.jpeg)
アシストグリップが取り外すことができたら
画像の赤丸部を持って内側にひっぱってから
上方向に引っ張ります。
ZXやGR-SのモデルはAピラーガーニッシュに
スピーカーが装着されていたかと思うので
取り外しの際はスピーカーにも注意して作業ください。
![ランドクルーザー300 Aピラーガーニッシュ取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/Apiragn-1024x576.jpg)
画像が見にくいですが
Aピラーガーニッシュの一番上の部分に
横方向にクリップがあります。
![ランドクルーザー300 Aピラーガーニッシュ 爪](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4925-1024x768.jpeg)
Aピラーガーニッシュの付け根側は
爪が少しでていて
引っかかる感じがありますが
うまく取り外してください。
スカッフプレート取り外し
![ランドクルーザー300 スカッフプレート取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/phonto-7-1024x768.jpeg)
画像の矢印の位置から
指を入れて車両上方向へ引っ張ると外れます。
![ランドクルーザー300 スカッフプレート取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4928-1024x769.jpeg)
前側がはずれれば
後ろ側の取り付け部も
引っ張るとはずれます。
![ランドクルーザー300 スカッフプレート取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4929-1024x768.jpeg)
裏側はこのような感じになっていて
一体の爪になっているので
壊してしまうとスカッフプレート取り替えになります。
外れない時は無理にな力を入れず
力の方向などを変えてみてください。
カウルサイドトリムボード取り外し
![ランドクルーザー300 カウルサイドトリムボード取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/phonto-9-1024x768.jpeg)
矢印部のところに
ねじねじできる部品があります。
反時計回りに回すと外れます。
取り外しの際はネジ式で外しますが
取り付け時は押し込めばハマるクリップになっています。
どこかに飛んでいって
無くさないように気をつけてください。
![ランドクルーザー300 カウルサイドトリムボード取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4932-1-1024x768.jpeg)
このパネルは
後ろ方向へ引っ張ると外れます。
インパネサイドパネル取り外し
![ランドクルーザー300 インパネサイドパネル取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/phonto-8-1024x768.jpeg)
続いて横のパネルを取り外しますが
このパネルを取り外すには
矢印の部分から攻めていくと
外しやすいです。
![ランドクルーザー300 インパネサイドパネル取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4937-1024x768.jpeg)
少々力が必要ですが
引っ張ると爪がはずれます。
![ランドクルーザー300 インパネサイドパネル取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4939-1024x768.jpeg)
下から徐々に上へ上へ
爪を外していきます。
![ランドクルーザー300 インパネサイドパネル取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4944-1024x768.jpeg)
外れるとこんな感じになっています。
爪とクリップがたくさんあるので
この画像を参考に爪の位置を把握しながら
作業すると外しやすいかと思います。
![ランドクルーザー300 インパネサイドパネル取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/phonto-10-1024x768.jpeg)
爪が刺さっているところは
画像の矢印部分になります。
全て車両に対して横方向に爪が出ているので
横方向へ引っ張るとはずれます。
ドライブレコーダーの配線のみであれば
ここまで外せば配線が可能だと思います。
スイッチケースパネル取り外し
![ランドクルーザー300 スイッチケースパネル取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/phonto-11-1024x768.jpeg)
私の場合は
ドライブレコーダーの駐車監視機能を
オンオフすることのできるスイッチを追加したいので
スイッチパネルも取り外します。
監視機能オンオフスイッチについては
下記記事で紹介しています。
ドライブレコーダーの常時録画ON・OFF切り替え回路 5極リレー使用
![ランドクルーザー300 スイッチケースパネル取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4949-1024x768.jpeg)
手をかけている部分から
車両後ろ側に力を入れて外します。
結構ガッチリと組み付いているので
じわーっと力を入れて外してあげる必要があります。
![ランドクルーザー300 スイッチケースパネル取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4951-1024x768.jpeg)
サイド部が外れたら
トリム外しを使って
クリップを外していきます
下側は両端に2箇所のクリップがありました。
![ランドクルーザー300 スイッチケースパネル取り外し](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4953-1024x768.jpeg)
全ての爪がうまく外れれば
コネクタ類を全て抜きます。
全て抜いて再度戻した際に
エラー類は表示されなかったので
気にせず抜いてしまって大丈夫です。
これにて内装パネル外し作業完了になります!
ヒューズボックスの位置と電源取得ヒューズ
ここでは
ランドクルーザー300の車内の
ヒューズボックスの位置と
私がどこから電源を取得したかについて
記載しておきます。
ヒューズボックスの位置
![ランドクルーザー300 車内ヒューズボックス位置](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/phonto-12-1024x768.jpeg)
ヒューズボックスの位置は
先代のランドクルーザー200や
ランドクルーザープラドと同じ場所にありました。
![ランドクルーザー300 車内ヒューズボックス位置](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4933-1024x768.jpeg)
下から見上げるとこのような形で
配置されていいます。
フードロックケーブルが
ヒューズカバーとラップしていて
少し作業性が悪いですが
蓋を取り外します。
電源取得ヒューズ
![ランドクルーザー300 ヒューズ電源](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/1443a359001f2d51ce2fe7546ac30e36-1024x576.jpg)
ドライブレコーダーの駐車監視機能を使用する際に
常時電源とACC電源を接続必要があります。
スイッチ接続にあたって
イルミ電源もあると嬉しかったですが
全て調べてみましたが
イルミ電源がヒューズボックスまで来ていない様子でした。
私の探し方がよくなかったのかもしれないですが
もしご存知な方が居れば教えてください。
![ランドクルーザー300 ヒューズ電源](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/phonto-13-1024x768.jpeg)
潜ってみるのは結構しんどいので
画像も一緒に貼っておきます。
ドライブレコーダーの配線
![ランドクルーザー300 ドライブレコーダー配線](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/108F2A56-DE8B-482E-B85D-4F38F4BA1353-1024x768.jpeg)
あとは画像のイメージで
配線を通していきます。
![ランドクルーザー300 ドライブレコーダー配線](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4960-1024x768.jpeg)
配線通しをAピラーから下へ下ろしてきて
必要な配線を上へ持ち上げます。
持ち上げた配線はルーフライニングと
ウィンドの隙間に押し込んで行けば
落ちてこないです。
アースポイントは横のボルト
![ランドクルーザー300 ドライブレコーダーアースポイント](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4973-1024x768.jpeg)
アースポイントはインパネサイドトリムを外した時に
現れたボルト部分で取ることにしました。
こだわりがなければ
ここでアースは取れます。
動作確認
念の為ドライブレコーダーに電源が入るかの
確認をしておきましょう。
万が一ここで電源が入らなければ
どこかで配線を間違えているので
修正して再度確認して
電源が入ればOKです!
ドライブレコーダーの位置を決める
ドライブレコーダーを貼り付けて良い位置が
道路運輸車両法によって定められています。
ガラス上面20%以内
![ランドクルーザー300 ドライブレコーダー設置位置](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/f1bbc334c6cef5c274ccccdd56c63b8d-1024x576.jpg)
フロントガラスの上20%以内に
ドライブレコーダーを取り付ける必要があります。
設置場所によっては車検に通らなくなるので
気をつけましょう。
フロントガラスの下側
150mm以内の範囲でも問題ありません。
測定して貼り付け位置を決める
![ランドクルーザー300 ドライブレコーダー設置位置](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/F69F321E-5DAC-484B-A6D6-F84BB98EEF56-1024x768.jpeg)
簡単に実測してみました。
実測するとフロントガラスの長さは
おおよそ75cm
したがって20%にあたるのは15cmになります。
車内側から確認
![ランドクルーザー300 ドライブレコーダー設置位置](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/B397805D-A8B5-4C61-9F4F-ADBBC182CE71-1024x768.jpeg)
おおよそ画像の赤線よりも上であれば
20%以内ということになるはずです。
目安になりますので
実際取り付けの際は
自身での確認をお願いします。
逆の手順で元に戻して完成
![VANTRUE N5 取り付け](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_5760-1024x768.jpeg)
最後に取り外した逆の手順で
元に戻していけば
作業完了です!
大変お疲れ様でした!
初めて作業する車というのもあり
作業に5時間程かかりました。
フロントのドライブレコーダーを設置するだけで
5時間かかってしまったので
リアカメラは別日施工としました。
まとめ
![ランドクルーザー300 VX 前 フロント](https://it700b.com/wp-content/uploads/2023/09/90704A69-8CA6-4A73-9B57-464E1AB66ED9-1024x768.jpeg)
新車で黒い内装だと
より気を使った作業が必要でした。
ハイラックスサーフや
ランドクルーザープラドといった
フレーム車のドライブレコーダー取り付けは
これが3台目になりますが
ヒューズボックスの位置などは同じでしたので
内装の外し方さえわかってしまえば
作業自体は問題なくできました。
ディーラーやカーショップに依頼すると
数万円かかる作業代が
自分でやることで
楽しみながら節約もできるので
DIYも悪くないですよ〜
大変ですが。笑
前後録画ができるVANTRUE N5のレビューは
また別途していこうと思います。