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先日ランドクルーザープラドが
納車されまして、まず最初に取り付けたのが
ドライブレコーダーです!
ドライブレコーダーも
一般的になってきましたよね。
万が一なにかあった時に
証拠としても利用できますし
旅行時の記録としても利用できます。
私が初めてドライブレコーダーを
導入したのはかれこれ10年前ほどになります。
最初に購入したドライブレコーダーを
先日まで使用していましたが
新車を機にドライブレコーダーも新調しました!
この記事では、自分でドライブレコーダーを
ランドクルーザープラドへ取り付ける記事となります。
取り付けの一連の流れを
書いていきますので少し長くなりますが
お付き合いください。
では、行ってみましょう!
この記事でわかること
- VANTRUE N2Sを選んだ理由
- プラドへのドライブレコーダー取り付け方法
- 内装のバラし方。
もくじ
VANTRUE N2S
今回私が購入したドライブレコーダーは
日本製ではなく中華製のものになります。
ドライブレコーダーの詳細については
下記に示しておきます。
メーカー | VANTRUE |
製品名 | N2S |
フロントレンズ | SONY STARVIS センサー 155°広角 F1.4 |
インナーレンズ | SONY STARVIS センサー 165°広角 F1.8 |
録画画質 | フロント 2560*1440P(30FPS) インナー 2560*1440P(30FPS) フロントのみ録画の場合 3840*2160P(25FPS) |
付属品 | Type-Cシガーソケット充電器(3.5m) Type-C USBデーターケーブル(1m) 吸盤GPSマウント 取扱説明書 クイックスタートガイド |
ビュワー | 専用ビュワーあり |
取り付けて実際に使用してみたレビューについては
下記記事で紹介しています。
VANTRUE N2S 購入レビュー 前後カメラ一体ドライブレコーダー
VANTRUE N2Sを選んだワケ
ドライブレコーダーを選ぶときのポイントとして
私が重要視したのは下記の3点です。
- 解像度・画質
- 車内も録画可能か
- 駐車監視機能
解像度・画質
ドライブレコーダーをつける目的は
万が一の事故や事件の際に
相手のナンバーをしっかり特定することだと思っています。
そのため、まずは解像度が重要になってきます。
また、明暗のはっきりした場所でも
しっかりと記録できる性能が必要です。
その点、このVANTRUEのN2Sは
4Kに対応しており
SONYのセンサーを使っているので
性能は十分だと考えます。
車内も録画
基本は車を乗っている際は
前方から危険がやってくることが多いですが
時には後方や側方からということも
考えられます。
また、停車時のイタズラや
ドアパンの証拠映像として
記録を残すことができるといいと思い
車内も録画できるタイプを探していました。
日本製のドライブレコーダーにも
車内を映せるものや
360°録画を謳った商品はありましたが
値段がそこそこする割に
欲しい機能がないので
購入に至りませんでした。
駐車監視機能
駐車中のイタズラや
ドアパン対策のためには
駐車監視機能が必要です。
私の場合、駐車監視といっても
出かけた際にドライブレコーダーを
駐車監視状態にしたいと考えていました。
毎回電源を入れたり切ったりするのは不便ですよね。
駐車監視機能が必要な時に
簡単にオンオフできる回路を
作成することで
使い勝手を向上できそうだと感じたのが
このVANTRUEの製品になります。
具体的な回路については
下記ブログ記事にしています。
ドライブレコーダーの常時録画ON・OFF切り替え回路 5極リレー使用 (VANTRUE N2S)
車内録画ができ、
駐車監視もできてコスパの高いと感じたので
VANTRUEのN2Sを選ぶ運びとなりました。
また、日本語のサポートもしっかりしているとのことで
VANTRUEはおすすめです!
プラドへ取り付けの流れ
商品の説明はこれくらいにして
おおまかなドライブレコーダー取り付けの
流れをイメージです。
画像の部分のパーツを全て外した後に
ドライブレコーダーの配線を通します。
配線が通せたらヒューズボックスから
電源を取り動作確認の後
元に戻すような流れになります。
ドライブレコーダーの電源は
ヒューズボックスから取りますので
多少の電気的な知識は必要ですが
難しい内容ではないので
是非チャレンジしてみてください!
必要な工具類
- M6六角レンチ
- マイナスドライバー
- 検電テスター
- 配線通し
- 内装トリム外し
- パワーグラブ
あまり必要な工具はないですが
レンチ、ドライバー類は必須です。
六角レンチ・マイナスドライバー
工具セットを購入するのが
手っ取り早いです!
私が最初愛用していたのは
カインズで購入した工具セットです。
いまは、TONEの工具セットを別途購入して
使っています。
トリム外し
内装トリム外しは
Amazonなので安く販売されているのを
買ってもいいですし、
エーモンから専用のセットも
販売されているので
そちらを購入してもいいと思います。
私は、Amazonで格安で購入しました。
検電テスター
10年くらい愛用してます
一度買えばよっぽど使い続けれます笑
メーカー問わず使えればなんでもオッケーです
配線通し
私は持ってなかったので
釣り道具を代用しました。
細いところを通して
配線を釣り上げる必要があるので
代用できるものがあれば
なにかで代用して問題ないです。
パワーグラブ
素手でも作業はやれますが
指先が痛くなりますし
板金剥き出しのところに手が当たると
手が切れることもあるので
このような手袋があると安心です。
内装取り外し手順
内装トリムは外し方がわかれば
怖くないです!
爪を壊してしまう要因は
外す方向を知らずに
関係のない方向へ力を加えてしまうことです。
爪が刺さっている方向を知っていれば
そこまで恐れる必要はありません。
ここからは、
各トリムの爪と
取り外し方向について記載します。
全体像の確認
取り外す部品は全部で7箇所
- 1.Aピラーガーニッシュ
- 2.エンジンスタートスイッチカバー
- 3.インパネサイドパネル
- 4.インパネロアーパネル
- 5.インパネアンダーカバー
- 6.スカッフプレート
- 7.カウルサイドトリムボード
取り外す部品はたくさんありますが
一個ずつ丁寧に作業すれば問題ありません。
Aピラー取り外し
まず初めに、Aピラーの取り外します。
アシストグリップにカバーがあり
この部分にボルトが隠れています。
傷がついてしまう場合があるので
マスキングテープで
トリム外し養生しておくと安心です。
カバー側にも
マスキングテープを貼っておきましょう!
運転席に座っている時に見えにくい部分ではあるので
細かいことが気にならないのであれば
養生不要です!
上側のカバーは
こんな感じで下側の部分を狙うと
カバーを外しやすいです。
下側も同様にしてカバーを外せます。
カバーを外すと
M6のボルトが見えるので
ソケットレンチで取り外します。
ボルトは無くさないように
また、どこの部分に使用されていたかわかるように
保管しておきましょう。
ボルトがはずしたら、Aピラーガーニッシュの
上側を持って少し揺らしながら
手前へ引くと外れるはずです。
あまり力は必要ではないです。
上側が抜けたら、付け根を引き抜けば
Aピラーガーニッシュの取り外しは完了です。
サイドエアバックがあるので
鋭利なものなどで
傷つけないように注意が必要です。
エンジンスイッチカバー取り外し
次にインパネ周りのパネルを外していきましょう。
エンジンスタートスイッチが付いている
パネルの取り外しですが
上図の赤い丸のあたりを持って
手前へ引くとはずれます。
ステアリング側にも爪があるので
それを意識すると外しやすいと思います。
外さなくても作業は可能ですが
邪魔なのでカプラーから外して
取り外したパネルは
別のところ置いておくのがおすすめです。
インパネサイドパネル取り外し
念の為マスキングテープで保護をしておきましょう。
画像の矢印の部分に
トリム外しを差し込むと
簡単にはずれます。
爪の位置はこんな感じです。
爪が外れたら
矢印の方向へ引き抜くと取り外せます。
インパネアンダーカバー取り外し
インパネアンダーカバーは
②のプラスねじのみで止まっています。
これを外せば取り外しができます。
3箇所クリップで止まっていますが
軽い力ではずれます。
インパネロアパネル取り外し
さて続きまして
①と③のボルトをはずします。
これを外すと大きいパネルを外すことができます。
画像の右側の◯印の部分は
クリップが見えているので
比較的容易に取り外しができると思います。
左側の◯が3つ三角形に並んでいるところが
少し思い切りが必要です。
小刻みに動かしながら引くと
外しやすいと思います。
外すとこのような感じになっています。
ニーエアバックの部分が残って、
周りがまるっと外れます。
スカッフプレート取り外し
あまり関係がなさそうに見える部分ですが
ここも外す必要があります。
アクセルペダルの横のパネルを取り外すためには
スカッフプレートの取り外しが必要です。
赤◯印部にクリップや嵌合があります。
矢印の部分からひっぱて外すのが
とりやすいと思います。
取り外すとこのような感じです。
クリップには止水用の
シール材のようなものがあるので
はずれて落ちないように気をつけてください。
外れてしまっていたら、クリップに嵌め直しましょう。
まれにボディ側に張り付いていることがあります。
カウルサイドトリムボード取り外し
最後に、アクセルペダル横のトリムを外します。
外す時は、左回しでくるくる回すと外れます。
取り付け時は、回転させず
押し込むだけで固定されるクリップになっています。
取り外せたら
矢印の方向へ引き抜きます。
◯印付近にクリップがあります。
2箇所固定されているので
少し力を入れれば取り外せます。
これで配線を通す前の取り外しは
完了です。
ドライブレコーダーの取り付け位置を決める
配線を通してしまいたいところですが
配線の長さを決めるためにも
ドライブレコーダーの取り付け位置を
確定する必要があります。
取り付け位置によっては
車検に通らなくなる場合があるので注意が必要です。
ドライブレコーダーの位置について
画像のようにFRウィンドの前後方向の長さに対して
20%以内に部分に
ドライブレコーダーを取り付ける必要があります。
これは法規になるので
この条件を満たせない場合は
車検に通してもらえません。
誤った位置に取り付けてしまうと
車検のたびに取り外しが必要になってしまいます。
寸法を測定
おおまかですが実測してみました。
こんな感じでメジャーで寸法を測定します。
おおよそしか測れないので
あくまで参考値としてください。
だいたい76cmくらいでした。
そこに20%をかけると
15.2cmとなります。
車内から寸法を確認
おおよそ画像のようなイメージの位置までに
ドライブレコーダーを貼り付ける必要があります。
画像の状態ではNGになります。
N2Sについては
吸盤で貼り付けるタイプなので
取り付け位置を調節することができます。
正しい位置に取り付けをしましょう!
配線
最後にドライブレコーダーへ
電源が供給できるように
配線をしていきます。
ヒューズボックスより電源確保
ヒューズボックスは
アクセルペダルの上部付近にあります。
車両した方向へ引っ張ると
簡単にはずれます。
必要な電源は下記の通り
- ACC電源
- IG電源※
- イルミ電源※
今回私は停車中に
任意でドライブレコーダーを
常時録画状態にできるように
スイッチを設定します。
そのため※印の電源も必要としています。
ただドライブレコーダーを取り付ける場合は
ACC電源のみあれば問題なく取り付け可能です。
ドライブレコーダーを
任意で常時録画可能にする
回路については、下記記事で紹介しています。
ドライブレコーダーの常時録画ON・OFF切り替え回路 5極リレー使用 (VANTRUE N2S)
各電源をどこから取るか
上図の通り電源がきているのが
確認できました。
それぞれの電源から
必要なものを取り出します。
念の為それぞれどのような電源か
記載しておきます。
ナビなどの電源が入った時に
電流が流れるヒューズ
その名の通り
常に電流が流れているヒューズ
ヘッドライト点灯時に
電流が流れるヒューズ
写真がわかりにくいですが
こんな感じで
電源取り出しヒューズを取り付けます。
検電テスターで反応がある側を
線の出ている方を合わせて
差し込みます。
動作確認
必要な電源をとり
ドライブレコーダーと接続が完了したら
動作確認をします。
アクセサリーの状態にした時に
ドライブレコーダーの電源が入れば
問題ありません。
配線を配策
Aピラーから
配線を通していきます。
フロントガラスの上側は
線を押し込めば
うまく入り込んで
落ちてこないです。
元に戻して完成
配策が完了したら
外した逆の順番で
元に戻して完成!!!!
お疲れ様でしたーー!!!
いつやっても
達成感があります笑
ドライブレコーダーとして問題なく作動
GPSもついているので
自車速度、座標がわかります。
また専用アプリで
どこを走っているかを
地図上でも確認ができました。
ナンバープレートは
距離によっては
地名や分類番号も認識可能ですが
走行中は基本的に番号のみが
読めればいいと思っておいた方が
よさそうでした。
詳しいレビューについては
また別途しようと思います。
まとめ
自分でドライブレコーダーを装着して
無事に電源が入ると
すごく達成感があります。
ドライブレコーダーの取り付けは
少し難しく感じてしまうとは思いますが
やってみると案外できてしまいます!
長々と書きましたが
参考になると嬉しいです。
みなさんもチャレンジしてみてくださいね。